『箱根寄人』箱根の御水で喉を潤して!
Hakone Yosebito Project~Drink Hakone's delicious water!~

箱根に『おいしい御水』あり
Delicious Water" in Hakone
古の旅人を潤した御水
Delicious water that travelers of the past also drank.
東海道沿いに6ヵ所の給水スポット
6 water supply spots along Tokaido.
myボトルに『御水』を入れます!
Fill your water bottle with water.
Scroll

言語切り替え/switching language

箱根東海道、おいしい御水あり!

箱根東海道には、古くから訪れた人を温かく迎える『宿場文化』があります。
コロナ禍の影響で、人と人との距離が遠くなってしまっていますが、このような時だからこそ
人の心が寄り合うように、まずこの箱根旧街道から『箱根寄人(よせびと)プロジェクト』を始めます。
箱根の『おいしい御水』をマイボトルに給水できるスポットを、6ヵ所ご用意して皆さまをお出迎えいたします。

東海道一の難関であった箱根越え。
ここを通る旅人は、たいへんな思いで八里の道に挑んできました。
その道の途中で差し出される『箱根の水』。
古の山岳信仰の中心だった『箱根の御水』
旅人に喉を潤していただこうという、宿場の人々の想い。
この水は格別です!
『箱根寄人(よせびと)』プロジェクト第一弾となる今回の活動は、まず東海道沿いに六ヵ所の給水スポットを設置いたしました。
マイボトルをお持ちの東海道を歩く方に『箱根の御水』を提供いたします。
ペットボトルでは無い!、プラスティックごみを出さない旅の提案です。
私たちは、この活動を通して『東海道の宿場文化・水資源の尊さ・森の資源の大切さ』を伝えたいと考えています。

箱根の御水ひとくちメモ

箱根は、数十万年前から火山活動を繰り返し、いまもなお大涌谷にみられるように火山の噴煙を上げており、生きた山であります。

そんな箱根山は、古くから温泉地でも知られ、国内外からの観光客の皆様に親しまれております。箱根の御水を説明するのには同じ地下水脈という共通点から、温泉との関係が深く密接し、共に解説をしなければなりません。
箱根の温泉は、硫黄の匂いがして黄白濁色の酸性硫酸塩泉と、無色透明な塩化物泉の 2 つに分けられます。これらは地脈・岩脈等の影響も受けつつそれの性質になり、湧出しております。同様に水源となる御水においても、それぞれの水源が背負う山肌に雨が降り、地下に浸透し幾重もの地層に浸透、ろ過されながら、その地脈・岩脈の成分由来の性質を取り込み独自の水質を持つようになります。

早雲山・大涌谷より北側の水源は、比較的に硬度(カルシウム・マグネシウム等)が高めな中硬水であり、それ以外は軟水の水質である傾向です。
また、どちらも大変に喉越しの良い素直な御水といえます。いずれにしても、都市部の水道のように様々な処理過程を経て水道水となるのではなく、元々素性の良い原水を必要最小限の処理で、皆様の喉を潤すことができる御水となっていることを誇りに思っております。この天然資産は箱根の温泉と共に、地下水源(湧水・井戸水)はしっかりと管理し、未来へ引き継ぐ宝ものとして保存していきたいものです。

文責 :山崎 勝弘   
箱根町 環境整備部 上下水道温泉課 水道専任課長 兼 水道工務係長事務取扱(水道技術管理者)
※各給水スポットの水質に関するメモについても山崎氏の協力をいただいておりま