箱根散策– category –
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箱根散策
石畳 The cobblestone pavement
石畳は、いつ訪れてもしっとりして最も箱根八里らしい場所です。苔むす石や濃緑の木々からは潤いが感じられます。 江戸時代に東海道が整備されるまで、旅人は鎌倉時代からの湯坂道という尾根道を歩いていました。江戸初期にできた東海道は谷沿いで、当... -
箱根散策
杉並木 The Ancient Cedar Avenue
杉並木 江戸時代に東海道をはじめとする諸国の街道が整備されて、街道の両側に木が植えられました。浮世絵『東海道五十三次』でご覧のように、並木は松が一般的でした。夏の強い日差しには旅人に緑陰を与え、冬の吹き付ける風雪からも旅人を守りました。... -
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ケンペル・バーニーの顕彰碑
Kempel&Barney Monument昼なお暗い杉並木の片隅にひっそりと建つ石碑があります。日本をこよなく愛した時代の異なる二人の外国人、ケンペルとバーニーを讃える碑です。 ケンペルはドイツ出身で、江戸時代初期、長崎・出島のオランダ商館の医師を務めました。オランダ通商使節... -
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箱根関所 Hakone Sekisho
箱根といえば、「箱根関所」を最初に思い出す方も多いほど、江戸時代の箱根は「関所」で有名でした。「入り鉄砲に出女」の言葉が示す通り、江戸に入る鉄砲と江戸から出る女性に対して幕府は注意を払っていましたが、箱根関所では特に「出女」の詮索が厳し...
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