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石畳 The cobblestone pavement

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 石畳は、いつ訪れてもしっとりして最も箱根八里らしい場所です。
苔むす石や濃緑の木々からは潤いが感じられます。
 江戸時代に東海道が整備されるまで、旅人は鎌倉時代からの湯坂道という尾根道を歩いていました。
江戸初期にできた東海道は谷沿いで、当初は雨が降ると膝まで泥に浸かるような悪路でした。
そこで地元の竹を敷きましたが、あっという間に腐ってしまったので1680年頃に石畳にしたのです。
敵の進行速度を遅くするという目的は達成できたかもしれませんが、簡単な装備の旅人たちの辛さは想像するに余りあります。

 創業400年の甘酒茶屋の甘酒とお餅で当時のように腹ごしらえをしたらここで草鞋を買って、昔の旅人と同じように草鞋で歩いてみてはいかがでしょう。意外にも苔むした石畳を滑らずに歩けることに驚かされます。
登山靴で滑っている人を後目にもう一度石畳を歩いて、ここから芦ノ湖まではもう一息です。

この記事を書いた人

案内人: 浅井 美香氏
湘南生まれの湘南育ちです。
学生時代の専門は歴史ですが、子どものころから体を動かすことと本を読むことは大好きでした。野鳥観察や植物の世話も趣味です。
独特の歴史や文化、工芸,そして壮大な自然などいろいろな角度から箱根の素晴らしさを伝えたいです。

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